2022年4月ごろから始めて、現在2022年8月。
約5カ月でどのように成長したかの変遷をまとめてみます。
まずは5カ月の成果物をご覧あれ。
トータル5束でそれぞれ50枚超というところでしょうか… 約300枚くらいあるかと。
練習で捨てたものがこれの3倍くらいあると思えば1000枚超半紙使ったと思われる。
◆初めての習作
実は最初、水で書く練習を1カ月ほどしていました。これについてはまた別途記事にしますが、水書で基本点画を多少練習した後なので、初めての墨書でもある程度見れる内容になっているかと思います。
とりあえず斜め45度で起筆して、止めはね払い、というトンスートンの概念は一応練習していたので多少はそれらしい。形自体はお手本見ながらまずまずとれている状態です。開始1カ月、初めて墨で書いたとしては結構かけてる感。
◆1月目と4カ月目の比較
並べると上達がわかりやすい!
絵のデッサンを過去かなりやった経験があり、初期から形をとるのはそこそこできていたと思いますが、やはり基本点画のレベルが結構上がってます。
線にゆるみがなくなって、止めはね払いもだいぶレベルアップしている感。
これが2カ月後と4カ月後くらいのものの比較。
字の形をとらえるという点ではあまり差はないですね。
ただ縦画を中心に線がしっかりしてきています。4か月ごろというと、はねがいまいちきまらない…と試行錯誤していたころです。
◆自己流学習の問題?
誰かに指導してもらうことなく勉強していると、どうしても目に見えにくいところの理解に時間がかかっていしまいます。
筆の穂先のどう使うか、ばねを生かす、穂先をまとめる、起筆時の運筆、といったところなど。Youtubeの動画をずっと流しっぱなしにしてみていろいろと理解はできましたが、最初は「なぜこんなに筆をこねくり回すんだろう…」とか思っていました。
基本点画については流派や人、書体によって微妙に違った説明がなされていて、何が正しいのかと迷ってしまいます。
どこかの教室に入って、これ!という流儀や定石を教わるほうが効率は良いと思いますが、とりあえず今は気ままに独習していこうかと思います。