RISIN.28で3人と1分ずつ戦うといった変則マッチを行った
那須川天心。
その相手は正直微妙な3人。
- 注目株の大崎孔稀は下の階級。
- HIROYAはウェイト差がありすぎ。
- 所英夫は畑違いのレジェンド。
天才那須川の貴重な1戦をこんなカードで消化してしまうとは。
正直全く興味を失ってしまいました。
このコロナ下で、有力な海外選手を呼ぶことができず、
まともなマッチメークができなかったことは明白ですね。
早い段階で東京ドームは抑えられていたでしょうし、穴をあけるわけにもいかず苦渋の選択であったことは想像に難くありません。
マッチメークに苦心する状況を見てか、ロッタンが名乗りを上げていましたが、
そっちのほうが絶対見たかった。
もはや国内で敵を探すことが難しい那須川天心。
RISEに那須川を飼っておくだけの受け皿がないことは明白ですよね。
◆一方、ボクシングはどうか?
同様に海外選手を招いての国内世界戦は難しい。
が、国内に世界をうかがう強豪、注目の若手はごろごろいるのがボクシング。
今、国内ライト級ウォーズが激熱いし、
那須川が主戦場とするであろう、スーパーバンタムは強豪が目白押しです。
那須川をして国内を勝ち上がることが果たしてできるか?というレベル。
和気慎吾、亀田和毅、そして赤穂亮に挑戦して世界を目指してほしいです。
RISEで使う時間がもはやもったいない。
キックはもう、あの男との一戦だけで十分でしょう。
◆6/13 試合を見て…
大崎選手のボクシングが非常に素晴らしかった。
階級はどう見ても下の大崎選手でしたが、パンチングスピードでは那須川に劣っていない。何度も危ないパンチを那須川選手にヒットさせていました。同階級なら危なかったかもしれません。
所選手は…イイ男ですねぇ。
選手が決まらず苦心惨憺な運営からの無茶ぶりにかかわらず、
圧倒的な戦力差を顧みず終始攻めまくってました。
1ラウンドならとしゃにむにビッグパンチを狙って振り回してましたね。
彼が勝つならこれしかない、ってことをダメージを受けつつやり切った。
ほんとに、頭が下がります。
この試合は、最終的に大崎選手の今後が楽しみ!って意外に見るべきところなかったです。