VR卓球「eleven」をずっとプレイしてきましたが、ちょっとマンネリ化してきたので、VR卓球「RacketFury」を購入しました。
「eleven」は対人なのですが、「RacketFury」は対ロボットという世界観が特徴的で、そこが気になってこれまで購入していませんでした。
結論としては…
卓球好きなら絶対買え!
なのですが、よいところ・悪いところをレビューしたいと思います。
以下は私のプレイ動画です。
◆ビジュアル・世界観は非常に良い
対ロボットはどうかと思っていましたが全く問題ありません。というかむしろいい。
オキュラスクエスト2は一種のモバイル端末なのでスペック的にそこまで高くありませんので、人をリアルに表現することは少し難しいでしょう。これをロボットにすることでビジュアルの作りこみが容易になるため、ビジュアルが向上します。
また、自分の機体をビルドアップするなどのカスタム要素が入れやすくなるため、遊びのボリュームを増やすことに成功しているのも非常に◎です。背景もSF調ですが、これまた低スペック端末でも雰囲気が出しやすく見栄えが良いです。
◆卓球の再現度も高い
打感はかなり良いですし、プレイ感もかなり再現度は高いと思いますが、少しデフォルメされている印象を受けました。
ロボットの図体がかなり大きいと思われ、身長2m級のプレイヤー同士の対戦というスケールになっているのではないかと思います。
その狙いはおそらく、室内でプレイするにあたり、できるだけ手を伸ばしたら届く範囲にテーブルを収めることが目的であるとおもわれます。これは正しい狙いであると思います。
また、その分玉の反発も若干強い印象を受け、ブロックリターンでラリーをつなげる機会が多めになっている印象を受けます。その分スマッシュ機会が減り、体力消耗を抑えている感があります。これもゲームとしてはありな選択かと思います。
◆COM対戦が熱い!
CPUのレベルとプレイヤースタイルが豊富、かなり強いため、やりごたえがかなりあります。また、ロボットですが感情アクションがあり、対戦している感がいい感じに表現されています。
◆気になる点は?
逆にネガティブになりうる点としては…
COMが強すぎること…でしょうか。私は「eleven」を2カ月ほどやりこんでからのプレイでしたが、打感の違いのせいもあり最初のCOMでいきなり敗北しました。
もし、eleven卓球をやりこんだ後でなかったらくじけていた可能性があります。初戦の相手はさすがにもっとヘボくしてもよかったんでは?と思いました。