中年暇人の☆とりあえずやってみた!

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電動アシスト自転車はむしろ健康効果が大! これは真実か否か!?

スイスのある大学が発表した研究で、電動アシスト自転車を使用することによる健康促進への影響は、電動でない通常の自転車のそれと比較してもひけをとらない、または場合によっては電動であるほうがより効果的である。

という驚くべき記事を目にしました。

これは実際のところどうなのか?

実際にロードバイクMTB、電動アシストMTBのいずれも所有したうえでの体験談、をお聞かせいたします

私が持っている電動アシスト自転車は、

eBIG.SEVEN 600

https://www.merida.jp/archive/merida_2019/lineup/e_bike/images/ebs_600_L.jpg

購入価格は37万ほどの本格e-MTBです。

ただ、モーターの出力は結構絞ってあるため、負荷が低い状態ではアシストはあまり効きませんので、一般的な電動アシスト自転車よりも負荷は高目かもしれません。(その分航続距離が長い)

◆心拍数から見る運動負荷

私は結構心拍数が高めで、ロードバイクでスポーツ走行をしている場合、平地でも150程度までは上がります。登りともなれば180。劇坂ともなれば200を超えることもあります。これはちょっと高すぎて心配になるレベル…

なので、あまり坂では無理をせず、ローギアでローペースで登るようにしています。

一方、電動アシストバイクならどうでしょう?

これがそれほど変わらないんです。

坂道はアシストが効いてガンガン登れるんですが、やっぱり180程度までは上がる。結局自分がやりたい程度の運動はアシストがあってもしてしまう、ということです。違いは、どんなに劇坂でも鼻歌交じりで上がることが可能、というところ。

つまり、心拍が上がりすぎてやばいところを避けることができ、適切な最大心拍で運動を続けられる、ということになります。

◆躊躇なく山に登れる

ロードバイクだと年齢的にそろそろ山はキツイ…

景観的に行ってみたいけど劇坂過ぎて…

という高すぎるハードルを回避できる。そのため、行動範囲が広がりモチベーションを維持しやすいです。乗鞍、大台ケ原などの標高の高い劇坂でも、ちょうどよいレベルの運動強度でコントロールしつつ、チャレンジできます。

山でわき道を見つけてちょっと覗いてみたい…という時でも、全く躊躇なく探検できるのがとてもいいんです。 

 

結論として、

  • 運動強度をコントロールできる
  • 運動量は下がらない
  • モチベーションを維持しやすい

という点から、健康維持を目的としたトレーニングとしては、場合によっては電動アシスト自転車のほうがむしろ優れている、という見方は事実です。