なろう系小説のコミカライズ作品です。
現在1~3巻が発売中。
元小説は読んでいないのですが、作画にひかれて読みました。
よくある異世界転生ものなのですが、チート能力を持たない最底辺の娼婦から始める異世界生活、というのが俺つえー系のほか作品との差別化となっています。
もとはギャル系の女子高生が異世界に娼婦として転生。恵まれない現状に対して深刻にならずに前向きに向き合い懸命に生きていく、という意外としっかりした話で好感が持てます。
正直あまり期待せずに読み始めたのですが、なかなか引き込まれました。
なろう系のコミカライズは過去10作ほどは読みましたが、それなりに当たりが多い印象を受けます。小説である程度結果を出した作品をコミカライズしているだけに、安定した面白さは確保できていますね。
その反面、判で押したような設定+オリジナル要素、なので新鮮味が得にくいことと、名作は生まれない土壌であることは否めませんが。
ただ、マンガは楽しく読めればそれでよいものでもあるので、こういう雰囲気がいい系統のマンガ私も結構好きでよく買っています。
これまでは日常を描いた内容ですが、バックボーンになるストーリーもそろそろ動き始めそうな展開でこれからが楽しみ。
雰囲気系、日常系が好きな人には特におすすめ、です。